Low Level Programming Markup Language (LLPML) †
XMLで記述するプログラミング言語のネイティブコンパイラです。CompilerLib?を利用しています。 ⇒ 関連日記
構文解析を排除するため、.NET Frameworkの汎用XMLパーサーを使っています。
- XMLだけでプログラムを記述する手間に耐え切れず、構文解析を導入しました。 ⇒ 再帰下降構文解析
XMLの手書きは記述性が悪いのですが、図形言語の内部表現という位置付けのため、手書きでの記述性は追求しません。
- あまりにも冗長だったため、0.9より簡略化を導入しました。 ⇒ LLPML/簡略化?
#ref(): File not found: "LLPML-0.5-20070819.png" at page "LLPML"
ダウンロード †
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.9-20071021.zip" at page "LLPML"; - ブロックベースの構造体(移行完了)、サンプルを簡略記法で書き換え ⇒ 関連日記
- ライセンス: パブリックドメイン
- 開発環境: Visual C# 2005 Express Edition(今から入手する場合、新バージョンの2008を推奨します)
過去のリリース †
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.9-20071016.zip" at page "LLPML"; - ブロックベースの構造体(移行途中)、簡略記法の適用範囲を拡大 ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.9-20071014.zip" at page "LLPML"; - 名前空間の統一、プロジェクト構成の整理
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.9-20070930.zip" at page "LLPML"; - 中置記法による数式の簡略化? ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.8-20070926.zip" at page "LLPML"; - エラー表示の改善、castとnullの追加、浮動小数点数算出のサンプル? ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.8-20070924.zip" at page "LLPML"; - 継承 ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.7-20070917.zip" at page "LLPML"; - コンストラクタ・デストラクタ ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.6-20070904.zip" at page "LLPML"; - var-ptrを廃止してptrに統合、struct-member-ptrを追加
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.6-20070830.zip" at page "LLPML"; - メンバ関数 ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.5-20070829.zip" at page "LLPML"; - var-intをvarに改名して型情報を付加
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.5-20070826.zip" at page "LLPML"; - 構造体内構造体
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.5-20070821.zip" at page "LLPML"; - switch/break/returnの修正、continueの追加、無駄なスタックフレームを抑制
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.5-20070819.zip" at page "LLPML"; - 制御構造、算術演算、ウィンドウ表示 ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.4-20070817.zip" at page "LLPML"; - IIntValueで変数処理を抽象化
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.4-20070816.zip" at page "LLPML"; - 構造体、変数処理の抽象化 ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.3-20070815.zip" at page "LLPML"; - 関数の戻り値、コールバック、変数宣言タグの分離、サンプルの整理 ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.3-20070814.zip" at page "LLPML"; - 関数 ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.2-20070806.zip" at page "LLPML"; - BASIC風forの追加(0.5でC言語風に仕様変更)
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.2-20070805.zip" at page "LLPML"; - ブロックとスコープ ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.1-20070729.zip" at page "LLPML"; - ASTオブジェクト ⇒ 関連日記
- ソース: &ref(): File not found: "LLPML-0.1-20070722.zip" at page "LLPML"; - 最初のリリース ⇒ 関連日記
作業予定 †
試行錯誤で仕様を模索しているため、仕様が確定するまでは非互換変更を行うことがあります。
仕様が確定するまでは、バージョン番号は進捗の目安です。マイナーバージョン内でも互換性は保証しません。
第1段階: LLPML (Low Level) †
実装完了後、LLPML 1.0として仕様を確定します。
- 【済】
ASTのオブジェクト化
- 【済】
ブロックによる変数のスコープ
- 【済】
関数
- 【済】
構造体
- 【済】
制御構造、算術演算
- 【済】
メンバ関数
- 【済】
コンストラクタ・デストラクタ
- 【済】
継承
- 【済】
数式の簡略化
- 仮想関数
- 整数型
- 配列
第2段階: MLPML (Middle Level) †
LLPMLの上層に構築する言語です。
実装完了後、MLPML 1.0として仕様を確定します。
- クラス(メタ情報付き構造体)
- インターフェース
- GC
- 委譲
- クロージャ
第3段階: 図形言語(仮称) †
長大なXMLの手書きは非現実的なため、MLPMLを図形にマッピングして視覚化した言語です。
実装完了後、図形言語の名称を決定して、1.0として仕様を確定します。
この段階でC#や.NETから独立します。
- 図形マッピングという位置付けのため、MLPMLと仕様が同期します。
- 可能な限りキーボード入力を排除して、マウスだけで操作できるものを目指します。
- 描画エンジンとしてPixelDrawingを使用します。
- MLPMLでの開発
- 図形言語での開発(自分自身を記述)
- CompilerLib, LLPML, MLPMLを図形言語で再実装
図形言語の内部処理用を想定しているため記述性は低いです。ASTをXMLで記述するというイメージです。
以下にもサンプルがあります。
以下には細かい部分でのC言語との比較があります。
標準出力 †
以下のC言語と同等のものを作成します。
#include <windows.h>
int main()
{
HANDLE stdout = GetStdHandle(STD_OUTPUT_HANDLE);
const char *hello = "Hello, World!\r\n";
DWORD dummy;
WriteConsole(stdout, hello, strlen(hello), &dummy, NULL);
return 0;
}
LLPMLでは以下のようになります。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<llpml version="0.8.20071016">
<extern name="GetStdHandle" module="kernel32.dll" type="std" />
<extern name="WriteConsoleW" module="kernel32.dll" type="std" />
<int-declare name="STD_OUTPUT_HANDLE">-11</int-declare>
<var-declare name="stdout">
GetStdHandle(STD_OUTPUT_HANDLE)
</var-declare>
<string-declare name="hello">Hello, World!
</string-declare>
<var-declare name="dummy" />
<call name="WriteConsoleW">
stdout, hello
<string-length name="hello" />
<ptr name="dummy" />
null
</call>
</llpml>
コメント †